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愛知県高校入試情報のしくみ 複合選抜制複合選抜制愛知県で採用されている複合選抜制では、A・B2つのグループから、1校ずつ志望校を選ぶことができます。したがって、一般入試の受験は、Aグループで1回、Bグループで1回、合計2回受けることが可能です。これに加えて、推薦入試が1回、一般入試後、定員に満たなかった高校での2次試験で1回の受験が可能なため、愛知県の高校受験者は、公立高校入試で最多合計4回の受験機会が与えられていることになります。推薦入試は、文部科学省からの指導に即し、全高校、全学科で実施されています。普通科・外国語及び国際教養に関する学科では定員の10%程度、その他専門学科では、30%を推薦入試の枠としています。推薦入試には、学力推薦と人物推薦、そして環境推薦があります。学力推薦は中学校での通知表、つまり内申点が判定の主な材料とされ、学力優秀な生徒が対象になります。また人物推薦では運動・文化・芸術・奉仕活動などで優れた能力、活動実績を持つ生徒を対象にしています。また人物が優れ、恵まれない環境を克服し、向学心に富み、生活態度が他の模範となる人も中学校に申し出ることによって、推薦されます。この、「恵まれない環境」の基準による推薦入学定員枠は、全ての学科において、おおむね5%としています。ただ、過去の推薦入試合格者を見てみると、人物推薦や環境推薦を受ける受験生のほとんどが、推薦受験校の必要内申点をクリアーしています。したがって推薦をあまり安易に考えることはできません。
複合選抜制のしくみ一般入試で普通科を受験する場合、次のような選択をすることになります。県下では三河と尾張の2つの学区に分けられています。両学区内の高校は1群と2群の2つの群に分割され、さらにその各群に所属する高校は、A・Bの2つのグループに分けられ、それぞれ別日程で入試が実施されます。専門学科(商業科・工業科など)は全県をひとつの群とみなしてA・Bの2グループに分けられています。受験生は、まず自分の居住学区内の1群か2群のどちらかの群を選びます。次に、その群内のAグループから1校、Bグループから1校の計2校を選び、どちらか一方を第1志望、他方を第2志望とします。この2校は群をまたがって選択することは基本的にはできません。なお、学区の境界に近い地域に居住する場合は、特例として学区をまたがった受験校の選択が可能となります。いわゆる調整区域ですが、下表の通りです。
入試はA・Bそれぞれのグループについて、別日程で実施されます。そしてこの2つの高校に対してそれぞれの受験を終えた後、一斉に合格発表が行われます。発表では、ほとんどの受験生が第1志望か第2志望のどちらかの高校に合格することになります。その場合、合格した方の高校の掲示には「本校に合格」、他方には「相手校に合格」と発表されます。この制度下では、1校のみの受験となる単独選抜制よりも、恵まれた条件下で進路選択ができると言っていいでしょう。 |
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