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函南校(小中学部)

更新日:2008年9月27日
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| ▲「夢一途」私の好きな言葉です。 |
定期テストが間近に迫ってきた。函南東中学校は9月26日、函南中学校は9月30日、大仁中は10月1日に定期テストが行われる。函南校でも9月18日に、各中学校別にテストの範囲に合わせた定期テスト模擬を行った。
そして、生徒たちの意識を高めたいという想いから授業の中で私は、生徒に以下の話をした。
本間「君たち、トラクスって知ってるかい?」
生徒「…」
生徒「先生、トランクスのことですか?」
本間「違うよ。トラクスだよ。」
生徒「…」
本間「実はこれは人の名前なんだ。和歌山県出身の男性で、残念ながら今は生きてはいない。明治時代の人なんだ。家が代々天文係をしていたこともあり、幼い頃から、数学や科学の書物に触れながら育ち、17歳の時に長崎に行く。彼は、そこで時計の作り方を学び、その後大阪では聴診器などの医療器具の修理の技術を学んだ。そして縁あって彼は静岡県浜松市にやってくる。実は、彼が浜松に来た頃、浜松尋常小学校である事件が起きた。この尋常小学校には、浜松市で一台しかない楽器があったんだ。何だか分かるかい?ヒントは初めが「お」で始まり、終わりが「ん」で終わる楽器だ。」
生徒「分かった、オルガンだ!」
本間「正解。当時オルガンは一台45円した。当時は1円で白米がなんと20kg買えた時代だ。だから、45円というのは相当な値段になる。そして、事件というのは、このオルガンがなんと壊れてしまったんだ。校長先生は頭を抱える。なんせ「県下に誇る宝物」が壊れてしまったわけだからね。そこで、トラクスさんのうわさを聞いて、藁をもすがる思いで、トラクスさんに来てもらったんだ。トラクスはそこで初めてオルガンを見たわけだ。彼はすべてを分解してみないと分からないと言う。そして、彼は実際に分解し、校長先生にこう言ったそうだ。『私はこの1台45円のオルガンを3円で作ってみせます』
トラクスの心に情熱の炎が灯った。子供のためにたくさん必要なのに1台45円なんて…もっと安く作る方法がきっとある
しかし、口では言ってみたものの、自分には技術も工場もない。どうすればいいのだろう?
自分一人では無理だが協力してくれる人がいれば…そこで当時かざり職人をしていた喜三郎(きさぶろう)と共にオルガン作りに打ち込む。資金は自分の家を売って作ったそうだ。もう後戻りはできない。
2ヵ月後、待望の試作品が完成する。二人は地元の小学校に試作品を持ち込んだ。実際に弾いてみると…音は合ってないし、大きさもバラバラ、聴けば聴くほど変な音だった。そこで、彼は考える。図面的には何も違うところはないはずなのに…ここでじっとしていても仕方ない。東京の大学の偉い人に見てもらう。このオルガン持って上京しよう。もちろん当時まだ浜松〜東京を結ぶ電車などなかった。馬車で引いていったら激しい振動で調律が台無しになる。東京までの道のりは250kmあった。彼らが下した決断。それは二人で担いで箱根の山を越えるというものだった。オルガンの重さと疲労で二人はクタクタだった。しかし、二人は重いオルガンを担ぎながら歯を食いしばって箱根の山を越えた。そして、音楽取調所(現・東京芸大音楽部)に赴く。面会を頼み込んだ二人の熱意に負けて現れたのが伊沢修二音楽取調所所長だった。伊沢所長は『これでは残念ながらオルガンとしては失格だ』とのこと。『伊沢先生、それでその音はどうやったら直るのですか!?教えて下さい 先生!』すると所長は『私の音楽の授業を聴く気があるかね?基礎をきちんと勉強するんだ。それでもう一度挑戦すれば可能性はあるっ!』と言い、所長のはからいでトラクスは東京に残り、聴講することになった。トラクスの夢は所長の夢にも重なったんだ。トラクスは持ち前の耳の良さで音を覚えていった。
その後、彼は浜松に戻り、喜三郎とともにオルガン製作に没頭した。早朝から深夜まで二人の作業は毎日続いた。『できたー!伊沢先生が待ってる。急ごう』二度目の箱根越え…自慢の宝を背負う二人の足取りは前回よりも軽かった。伊沢先生が下した決断、それは『合格だよ。おめでとう!』二人は男泣きに泣いた。これがオルガンの誕生の瞬間だった。
ちなみに、トラクスさんの苗字は『山葉』何て読むか分かるかい?」
生徒「やまは」
本間「そうだ。やまはだ。あのヤマハを作ったのはこの人なんだ。」
生徒「へえー!!」
本間「喜三郎さんの苗字は『河合』。もう分かったね。あの河合楽器だ。彼らには夢があった。子供たちの音楽の力を高めたいという大きな夢が。
本間「君たちには夢はあるか。心の底から本気で言える夢が。夢があったから彼らは前に進めたんだ。意志ある所に、道は開ける。夢をかなえるために君らは今勉強してるんだよ!だから、でかい夢を持つんだ。夢を持つことは格好悪いか?格好悪くない!一生懸命が格好悪いか?格好悪くない。でかい夢を持て!」
生徒「はいっ!」
この話を通して生徒に伝えたかったことがある。それは、『夢を持とう』ということだ。私は人が何かに向かって動き出す原動力は『夢を持つこと』だと常々思っている。人が本気で夢を持つと、夢の実現のために、今何が必要なのか必死で考える。自分で考え、自分で歩み出そうとする。だから、夢を持っている人間は強くなれる。そして、そういう人間を応援したくなる。その夢の実現のために、今その人生の土台作りをしているのだ。生徒の夢を全力で応援したい、そんな想いを持ちながら日々教壇に立っている。 国語担当 本間裕輔
更新日:2008年9月13日
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| ▲高校別大学実績を生徒たちが見ている様子です。 |
生徒「静岡大学、27名ってすごいね。早稲田は30名だって!」
生徒たちは教室内に張ってある掲示に興味津々…
その掲示の正体は『高校別大学合格実績』である。
子供たちに少しでも早いうちから、この地域の高校のことを理解してもらおうという意図でこの掲示を作成した。
5年後、子供たちは自分の意志で志望校を決定する。来るべきそのときまで、1つでも多くの成功体験を実感させてあげたい。自信をつけさせたい。子供たちの可能性は無限である。その可能性を少しでも引き出せるよう、今後も指導していきたい。 国語担当 本間 裕輔
更新日:2008年9月9日
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| ▲生徒に賞状を授与している様子です。 |
教師「では、今からWordCupの答案を返却するぞ」
WordCup、それは5・6年生の英語受講者を対象に8月末に行った英単語テストのことである。5年生は150個の英単語が載っている範囲表を渡し、そのうちテストでは120問が出題された。6年生は100個の英単語が載っている範囲表を渡し、100題のテストを行った。その答案を本日の授業で一人ひとりに返却したのである。
教師「それでは、今から100点満点中90点以上の人には賞状を授与するぞ。」
教師「○○さん、■■さん、△△さん…」
すべての賞状を渡し終わる。
生徒たち「やったー!」
教師「きみたち、本当に良く頑張ったな。よし、この勢いで、語彙力・計算力検定も絶対合格勝ち取ろうな!」
また一歩、生徒たちの成長を実感することができた日だった。
6年生英語担当 永井 宏典
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