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ホーム > 佐鳴予備校について > サナルコラム > 「目標」を持つことで、人は変わる。

「目標」を持つことで、人は変わる。


努力する気持ちを高めるために。

志望校はどこか

夏休みに入ると、中学3年生はいよいよ本格的な受験勉強に突入します。サナルの生徒たちも、受験生としての自覚がぐっと増し、学習に対する姿勢が変わってきたように思います。
現在、私が担当する校舎では個別の学習面談を行っていますが、「志望校はどこかな?」という質問に対して、ほとんどの生徒が「○○高校に合格したいです!」としっかり答えます。その一方で、「まだはっきりと決まってなくて…」「なるべくいい高校へと思ってます」など、目指すべき学校のイメージが持てていない生徒がいるのも事実です。

現実とのギャップを知る

勉強でもスポーツでも、何かを成し遂げるためには、よく「明確な目標を持つことが大事」だと言われます。では、その意義は何でしょうか?
まず、目標をはっきりさせることで、「努力しよう」という気持ちが高まります。行きたい高校ができたら、最初に気になるのは、「合格するためには、どのくらいの学力が必要なのか?」ということ。偏差値で言うと、志望校の合格ラインがたとえば「58」。それに対して自分の学力は「52」。現実として、目の前に「6」という学力ギャップが存在します。その差を埋めるために、「自分は今、何をしたらよいのか?」を、誰もが真剣に考えることでしょう。
ただ闇雲に「がんばる」のではなく、到達点を見据えることで、「どう努力したらよいか」という方向性が見えてきます。最初の一歩である“やる気”の差は、目標の有無が大きく関係しているのです。

行動が変わる

さらに注目したいのは、目標を持つことによって、“行動が変わる”という点です。サナルには、テストで成績を飛躍的に伸ばす生徒がいますが、彼らは必ずと言っていいほど「学年○○位をとる!」という明確な目標を持ち、それに合わせて “努力の仕方”を変えてきました。「テスト対策を早くから始めた」「勉強のやり方を根本的に変えてみた」など、何らかのアクションを起こすことで成果を引き寄せているのです。
そして何よりも、目標を持つことの最大の意義は、“達成した喜び”を味わえること。毎年、合格発表の掲示板の前で、感涙にむせぶ多くの生徒たちを見てきました。夢や目標を達成するまでの道のりは、それが大きければ大きいほど、多くの苦難を伴います。あの歓喜の瞬間は、意志を強く持ち、最後まであきらめずに闘い抜いた者にだけ訪れるのです。

目標設定は大きく

このように、目標を持つことは大事なことですが、それは概して人から与えられるものではありません。「目標がまだはっきり決まらなくて…」という人に、「いますぐ志望校を決めなさい」「なるべく大きな目標を持ちなさい」などと要求しても、戸惑いや抵抗感を覚えてしまうでしょう。
その場合、“成果が出てきた後で考える”のも一つのやり方です。目の前にある課題やテストなど、その一回一回に全力を尽くす。結果に手応えを感じるようになれば、「もっと努力してみよう」という気持ちが高まり、少しずつ具体的な目標が定まってくるはずです。
また、どうせ目標を持つなら“できるだけ遠い未来で、大きな目標を持つほうがよい”のも事実です。仮に、高校入試が最終の目標でありゴールだと決めてしまったら、その先はどうなるでしょうか…?高校に進学した途端に“燃え尽き症候群”となり、その先の大学入試や将来に、おそらく良い影響はもたらされないでしょう。
将来やりたいことや就きたい職業など「長期的目標」ができたら、しかるべき時期に「中期的目標」「短期的目標」が設定されます。「プロになる」という夢をかなえたアスリートは、その実現に向けて、日々の練習・試合・大会の一つ一つを全力で戦い抜いてきました。勉強においても、入試や定期テストがまさしくそれに当たります。“着実にクリアすることで、自分が成長できる目標”という位置づけで考えるとよいでしょう。

「目標」は、努力する気持ちを高め、行動を変え、達成する喜びをもたらしてくれます。子どもたちはできるだけ大きな目標を持ち、その実現のためにチャレンジ精神を持ち続けてほしいと願います。

(2017年7月/Hello!SANARU掲載)