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ホーム > 佐鳴予備校について > サナルコラム > 成績アップの第一歩 「やる気」を出す秘訣とは?

成績アップの第一歩 「やる気」を出す秘訣とは?


「やる気が出なくて…」

「サナルに入学してから、うちの子は本当によく勉強するようになりました。やる気を出してくれて良かったです」これは、9月から平日本科コースに入学した生徒の親御さんからのメールです。何ともありがたいお言葉ですが、私たち教師が“子どものやる気の火付け役”であることを改めて感じ、身が引き締まる思いでした。
 勉強において「やる気を出す」ことは大切ですが、口で言うほどそれは簡単ではありません。この季節、子どもたちは何かと忙しい日々を過ごしており、校舎に来る生徒たちの顔には疲れも見られます。どうにかスイッチを切り替えて勉強に向かわせていますが、実際には何かがブレーキとなって「やる気が起きない」瞬間は誰にでもあるものです。

学習意欲はどこから?

そんな状況でも、成績優秀だったサナルの先輩たちは、本当によく勉強しました。彼らに「やる気を起こす要素は何だったの?」と聞いてみたところ、答えは大きく三つに分かれました。
一番多かったのは、『友人』。サナルの教室には、さまざまな学校から高い志や目標を持つ子どもたちが集まります。「あの子に負けたくない」という思いで競い合い励まし合う環境は、まさしくやる気の源泉となっており、それはサナルの誇りある伝統の一つです。その場合、自分よりちょっと上の成績の子をライバルに位置づけると、より努力する気持ちが高まるようです。
二つ目は『先生』。授業の内容が「楽しい」「面白い」と感じられると、その教科が好きになり、学習意欲も高まります。逆に、嫌いな先生の教科はなかなかやる気が起きないものでしょう。むやみに知識を詰め込むのではなく、内容を根本から理解させ、興味関心の芽を伸ばすこと。それは、サナルの指導でも一番に心がけている点です。また、「効果的な勉強のやり方を教わった」「苦しいときに励ましてもらった」など、身近にいる先生の影響力は大きいと言えます。
そして三つ目は、『家族』。志望校に合格した生徒たちの作文には、受験の苦しい時期を支えてくれた家族への感謝の言葉が随所に見られます。お父さんお母さんからのやる気を引き出す一言、送迎やお弁当など日頃のサポート、そして何よりも、自分の頑張りを「認めてくれた」「ほめられた」という喜び。子どものやる気を出すのに、それらに勝るものはありません。受験生に限らず、小学生のような低学年こそ、親御さんがわが子の勉強に関わり、ほめて認めてあげる効果は高いと言えるでしょう。

きっかけは“外的な動機”

ここからわかるように、何もないところから「勉強が楽しい」と思える子はほとんどいません。『友人』『先生』『家族』など、いわば“外的な動機”がきっかけでやる気を出し、次第に勉強の面白さを感じるようになり、そこから学習意欲の土台が築かれていくのです。
また、それらの学習動機は、できるだけたくさんの要因に支えられるほど、成績向上につながりやすいのも事実です。
もちろんサナルは、これからも指導の質を向上させる努力を惜しみません。その一方で、彼らが一日の大半を過ごす“家庭での習慣”が大切であるのも強く感じます。
成績が良い子の傾向を見てみると、まず、規則正しい生活リズムで毎日を過ごしています。その中に、計画的に勉強する習慣がしっかり組み込まれているのです。さらには、親御さんが子どもの勉強や成績に関心を持ち、「がんばる」気持ちを共有しています。テストの結果に対して、「すごいね。この教科は伸びてるじゃん」「頑張ったけど、ここは惜しかったね」など、子どもの感情に寄り添い、ほめたり悔しがったり。点数や偏差値などの結果だけを見るのではなく、努力したプロセスを評価することも忘れません。また、進路や将来の夢、時には勉強する価値について親子で語り合うなど、“子どもの心が勉強に向かう雰囲気”を家庭で作り上げているのがわかります。

大きな花を咲かせるためには、たっぷりの水や光が欠かせません。身を置く環境や周囲のサポートをきっかけにして伸び、徐々に“自律型”に成長していった子はたくさんいます。子どもたちの「やる気」の芽を育てて開花させるためにも、サナルとご家庭の連携が大切であると感じています。

(2017年11月/Hello!SANARU掲載)