佐藤:藤城くんが合格を知った瞬間を教えて。
藤城:発表の直前はソワソワして、神社で買った御札に「受かっていますように」とお祈りしていました。名大のホームページの合格者一覧で自分の番号を見つけたとき、心の底から「ああ、良かった……」と思いました。
佐藤:私たちも嬉しかったよ! サナルに通っていて良かったと思う点は?
藤城:僕は計画を立てるのが苦手だったので、カウンセリングで学習計画を立ててもらえたのがありがたかったです。また、一緒に頑張った仲間の存在が大きかったです。高1のころから、部活帰りに校舎に寄ったり、近くのコンビニなどで軽食を買ったりしながら友人と毎日サナルに通う中で、勉強習慣が身につきました。一緒に勉強を頑張る仲間を作ることと、周りが勉強している環境に身を置くことが大切だと思います。
佐藤:本当に毎日友達と一緒に頑張っていたね。受験勉強で常に心掛けていたことは何?
藤城:一番は勉強に飽きないように楽しさを見出す工夫です。例えば高1のときは新しいことを学べると思って楽しい気持ちになれるよう意識したり、学年が上がって演習ばかりになったときには解けたという達成感を持てるように工夫したりしました。どうしてもつらくなってきたらリフレッシュすることもありましたが、勉強でも何でも壁にぶつかったときは「自分磨き」だと捉えるようにしていました。
佐藤:何事も考え方が大切だね。後輩たちへメッセージをお願い!
藤城:高校受験とは違って、大学受験は高1からの3年間で積み重ねた勉強時間が大切だと思います。継続的に勉強するコツは自分の中の「当たり前」の基準を高くすることです。僕は高1のころから毎日サナルに行き、電車の中では英単語を必ず暗記するようにしていました。どんなにやる気が出ない日も、自分の中の「当たり前」の基準が高ければ学習量は少しずつ積み重なっていくので、学力は落ちません。そして、勉強だけでなく部活・遊び・行事・その他諸々のすべてに全力を注ぐことです。ONとOFFの切り替えがしっかりしていて、その振り幅が大きければ大きいほど毎日が充実します。一日一日を全力で楽しんでください。応援しています。