髙原:サナルで勉強してきて良かった点は何?
濱嶋:一番良かったのは、定期的なカウンセリングのおかげで、モチベーションを維持できたことです。模試などで落ち込んでも先生に気持ちを高めてもらえたので、めげずに戦い続けられました。
髙原:それは良かった。私も高3のはじめは、いつも励ましていた記憶があるよ。
濱嶋:本当にそうですね。特に先生が高3の5月の模試後のカウンセリングで言ってくれた「挫折のない人生は面白くない」という言葉はとても印象に残っています。私が思い描いていたものとはかけ離れた結果になって泣いてしまったときにもらった言葉で、「上手くいくばかりの人生よりも上手くいかないことがある人生の方が、ストーリー性があって楽しいよ」と励ましてもらいました。そのおかげで、「自分は今から這い上がるんだ!」とドラマや映画の主人公になった気分で受験勉強を頑張り抜くことができました。
髙原:濱嶋さんの一番の合格の要因は何だった?
濱嶋:友人と共に勉強を頑張り、最後まで勉強をやり遂げられたことだと思います。励まし合ったり競い合ったりするなど、最高の受験生活を送れました。私にとってサナルは、友人と学習に専念できる「第二の家」のような環境でした。
髙原:支え合って頑張れたんだね。理系科目の成績向上が合格のポイントだったと思うけれど勉強するときに気を付けていたことは?
濱嶋:理系科目は問題をむやみに何度も解くのではなく、一つひとつがなぜそうなるのかを深く考えるようにしました。また、映像授業は繰り返し見直せるので、それによって自分の考えを補足することもしていました。特に物理は、合田哲也先生の『高校物理』で身につけた基礎から派生させればどんな問題でも解くことができます。
髙原:深く考えるというのがどういうことかわからず苦戦する人も多いと思うけれど、何を意識していたの?
濱嶋:私は定期テストや模試を受けていく中で、前者は課題と解法を暗記すれば得点できるけれど、後者は理屈を理解していないと得点できない、ということに気付きました。それから意識して取り組んだのは、他人に説明できるようになることです。何事も理解していなければ説明できません。解いた問題を解説できるかという視点を意識して勉強しました。
髙原:今日はありがとう。これからは質問対応スタッフとしても、後輩たちへのアドバイスなどを頼むね!