宮下:久しぶり! 改めて、松下くんが高校時代に心掛けていたことを教えて!
松下:常に意識をしていたのは「効率的な勉強を行う」ことですね。英単語を覚えるときにCDで音声を聞いて発音することで、リスニングやスピーキングにもつなげるなど、1つの行動から2倍、3倍と効果を出すにはどうすれば良いかを常に考えていました。まとめて勉強できれば、時間の短縮にもなります。その結果、他にできることも増えたので、「効率」を意識して行動することを心掛けました。
宮下:大学入学共通テストでは数学ⅠAが上手くいかなかったと言っていたけれど、どうやって立て直したの?
松下:今年の問題は難しく感じ、正直、気持ちが沈みました。しかし、共通テスト直前のサナルでの激励会で先生方が「最後まで諦めるな!」と話してくれたことを思い出し、次の科目の数学ⅡBは頑張ろうという気持ちになりました。そこで気持ちを切らさず、取り組めたことが僕にとっては大きかったです。
宮下:他の科目は君の実力をしっかり発揮した結果だったものね。 松下くんが「高等部に通っていて良かった!」と思うことを教えて!
松下:僕にとって良かったのは、志望校合格を目指す人たちと一緒に頑張れたことです。自分1人だったらどこかで「このくらいで良いかな」と限界を決めていたと思います。しかし、サナルには志の高い人がたくさんいたので、自分の基準を高く保てたと思います。また、サナルの先生方は、どんなときでも前向きな言葉をくれました。その中で一番印象に残っているのは、共通テスト後の少し気持ちが緩んでしまった時期に「いよいよ、ここからが本当の勝負だな。合格しよう」と気を引き締めるような言葉を言ってくれたことです。そのおかげで、入試本番までしっかり自分を追い込むことができました。
宮下:最後に後輩へのエールをお願い!
松下:僕はサナルがあったからこそ、名古屋大学に合格できたと思っています。県内で常にベスト4に入る強豪校のテニス部に所属し、毎日のように練習があり、その内容もハードでした。しかし、僕はどんなに部活で疲れていても毎日校舎に足を運び、勉強するようにしました。それを高1・高2の間に習慣化できたので、部活引退後もスムーズに受験勉強に移行することができました。後輩の皆さんもサナルを信じて、先生方を信じて、志望大学合格へ突き進んでください! 応援しています。