青木:宮川くんが名大の講義で印象に残っている授業を教えて。
宮川:特に印象に残ったのは、戦後日本史を専門としている教授が担当した『アーカイブズ学』という講義です。アーカイブズとは、例えば政府の議事録などの公文書であったり、ぬいぐるみであったり、記録として残るもの全般を指します。このアーカイブズを深く学び、日本の法制度の問題やデジタル化の課題に触れました。これから進むデジタル化において、アーカイブズは大きな役割があると感じました。
青木:非常に興味深い内容だね! サークル活動はどう?
宮川:僕は今水泳部に所属していて、週4回競泳と水球の練習をしています。競泳はレベルの高い人達と切磋琢磨することでより自身の技術を伸ばすことができ、非常に充実しています。水球は大学から始めました。中部エリアでは2大学だけ部活があるレアなスポーツですが、今ではすっかりお気に入りです。先輩との交流や同期と過ごす時間もとても楽しいです! みんなで和気あいあいと活動しています。
青木:大学生活が充実していて何よりだよ。宮川くんが3年間サナルで勉強をしてきて良かった点を教えて。
宮川:自習室がとても快適だったことです。僕が通った徳重駅前校の自習室は綺麗で静かだったので、とても集中できました。休憩スペースは毎晩利用していて、そこで勉強と休憩の切替をしていました。映像授業も好きな先生がたくさんいました。特に僕は日本史が好きなので、高3のときは松田博明先生の講座を受講することがモチベーションになっていました。それから青木先生とのカウンセリングで毎回応援されているなと思えて、背中を押してもらえたのも良かったです。
青木:本当に毎日サナルに来て頑張っていたよね。 「特進コース(ライブ授業)」についてはどうだった?
宮川:数学では知らなかった解き方のコツをたくさん教えてもらいました。始めたばかりの頃は問題が2割くらいしか解けませんでした。しかし、そういう状況でも授業を通じて解けるようにしていくのが「特進コース」のコンセプトだと僕は感じていました。授業後の復習を頑張って、毎回ついていくようにしていました。英語は、「特進コース」のおかげで読み方が変わったことが一番大きかったです。ロジカルな読み方が身につきました。また、授業内でリスニングの音の拾い方の練習もさせてもらえたので、知らない音やわからない音をインプットできた点でとても助かりました。
青木:「特進コース」の復習にはとても力を入れていたし、大学入学共通テストのリスニングの点数も上がって良かったよね。 最後に、後輩にアドバイスをお願い!
宮川:僕は高3の7月末まで水泳部の活動を続けていました。そのため時間がなかったので、勉強にあてられる時間とやるべきことを照らし合わせてその日の達成事項を決めるようにしていました。また、受験は学力以外にも多くの学びがあります。受験が終わってから思うのは、努力ももちろん大事ですが「周りの人に感謝すること」、「周りの人のおかげで勉強させてもらっていると思うこと」も同じくらい大切なんだな、ということです。後輩の皆さんも周りに感謝し、思いやりと素直な心を持って、たくさん努力してくれたらと思います。応援しています!