近藤:改めて合格おめでとう!
杉岡:ありがとうございます。前期試験では第一志望に届きませんでしたが、後期試験で合格を勝ち取れました。
近藤:後期試験までの期間も、変わらず努力していたからこその結果だよ。高1からサナル高等部で学習していて良かった点は?
杉岡:まず数学に力を入れられた点です。定期テスト対策で鈴木雅詞先生の『ステップアップ高校数学』の数学Ⅰと数学Aのテキストを何周も復習し、学校の試験だけでなく、模試でも成績を伸ばせました。次に学習環境の良さです。それまで勉強習慣のなかった僕でも、サナルでは何時間も集中して学習できました。土日は友人とともに朝から夜まで校舎で勉強したことが思い出です。先生方も質問や相談にしっかり答えてくれました。
近藤:物理は苦労したけれど、最後は得意科目にできたよね。合田哲也先生の『スタンダード物理』の受講が大きかった?
杉岡:そのとおりだと思います。高3の春に合田先生の映像授業を受講した後は苦手意識がなくなり、7月の模試から成績が伸びて、得意科目となりました。数学にも言えますが、公式の理解なく問題演習を積んでも、二次試験で粗が出てしまいます。焦らず『スタンダード物理』で基礎固めに時間をかけたことが最後の結果につながりました。
近藤:前期試験の後はどういう気持ちで過ごしていたの?
杉岡:正直、前期日程の合格発表後は私立大学への進学に傾き、なかなか勉強のやる気が起きませんでした。しかし、せっかく頑張ってきた物理を思うと最後まで諦めたくないと思い、気持ちを切らさないようにしました。その結果、後期試験までの学習内容はとても充実していました。過去問演習や物理の復習に力を入れましたが、一番学力が上がった時期だと思います。
近藤:最後に、後輩へのアドバイスをよろしく!
杉岡:まず、早期に志望校を決めることをオススメします。自分自身、志望校が定まらなかったため学習の方向性が決まらない時期が続いてしまいました。そうならないよう、志望校を早く決めてほしいです。また、終わったことを引きずらないことも重要です。自分の課題を常に念頭に置き、その克服に向けて動いてください。僕は受験勉強を通じ、最後まで諦めないことの大切さを学びました。皆さんもぜひ頑張ってください!