賀川:改めて合格おめでとう! 大学生活はどう?
山田:講義や課題は慣れないことが多いですが、色々な地域から来た学生たちと親しくなることができて、とても楽しいです。
賀川:山田くんが高1からサナルに通っていて良かったことは何?
山田:僕は野球部に入っていたので、部活は夜8時過ぎに終わるのが当たり前でした。部活が終わった夜遅い時間帯でも、サナルに行けば勉強する気持ちになれたのが良かったです。特に、友人たちが真剣に受験勉強に向き合っている姿に刺激を受けました。彼らに追いつこうと必死だったのを覚えています。閉館時間まで残り1時間という日でも、とにかく行くようにしていました。
賀川:へとへとになりながら来ていた姿が懐かしいよ。そこまでして勉強を頑張ろうと思えたのはなぜ?
山田:野球部に所属したときから、周りの同級生よりも勉強する時間を確保できないことは覚悟していました。だからこそ学習習慣をつけ、日々の積み重ねを重視することにこだわりました。「勉強も野球も頑張りたい」と決めたのは自分自身なので、「部活が大変だから勉強できない」という言い訳はしないよう決めていました。
賀川:受験勉強に本格的に取り組み始めたのは、部活を引退した高3の夏からだったね。第一志望に合格できたポイントは何だったと思う?
山田:高1から基礎レベルの内容を着実に定着できたことは大きかったと思います。高1から積み重ねていたからこそ、部活引退後は弱点補強を中心に取り組むことができました。受験までの残り時間が限られていたため、一日の学習計画を欠かさず立てて勉強を進めました。
賀川:これから大学受験に挑む後輩たちに向けてメッセージをよろしく!
山田:僕は部活引退後、効率が良く、長期継続できる勉強法にこだわりました。無茶をしすぎて短期間で息切れしては意味がありません。しっかり休息も取り、長期スパンで勉強し続けられるようにすることを意識していました。すぐには成績が上がらず、模試の合格判定ではDやEばかり取っていた時期もありました。しかし12月下旬から成績が徐々に伸び始め、大学入学共通テスト本番では11月模試から70点も点数を上げることができました。成績が伸びた要因は自己分析をして自分に必要な勉強を考えて取り組んでいたからだと思います。皆さんも自己分析をした上で、努力の仕方を工夫してみてください。応援しています!