東京大学

文科一類 合格

小林：久しぶり！ 東京大学での学生生活はどう？

嶋貫：サークルは東大オケ（東京大学音楽部管弦楽団）に入団しました。まだ始めたばかりですが、コントラバスを担当しています。また、大学ではオールイングリッシュの講義があります。先生の話を理解するのに苦戦することもありますが、非常に楽しいです。

小林：充実しているね！ 改めて、嶋貫さんが東大を目指したきっかけは？

嶋貫：中等部の大澤新路先生の勧めで赤門コース（中学生向け中高一貫コース）を受講したことです。そこで小林先生の授業を通じて、東大は都会の中高一貫校の生徒やひと握りの天才が行くものだと諦めるのではなく、自分にも東大を目指すチャンスがあると知れました。また早くから志望校を決めたことで、成績が振るわなかったときも迷いなく学習を進められました。合格した今、ゴールを見据えて勉強することが大切だと実感しています。

小林：自習室にはいつも嶋貫さんの姿があったね。高等部はどんな存在だった？

嶋貫：高校生活の拠点で、まさに「第二の家」です。特にサナルで出会った人々に恵まれた受験生活でした。小林先生とのカウンセリングでは学習方針が明確になり、学習アドバイザーの野本絢美先生にはいつも元気づけてもらいました。さらに大澤先生や教室長の井上大輔先生にも節目で励ましてもらい、とても感謝しています。私はこのように多くの先生方に合格まで導いてもらえました。そして、友人と一緒に頑張ることが心の支えになりました。

小林：それは嬉しいね！ 嶋貫さんが考える東大合格の一番の決め手は？

嶋貫：二次試験2日目の世界史と地理で自己最高点を取れたことです。地歴は入試直前まで伸び、本番でも失敗しにくいので得意科目にすることができて良かったです。

小林：最後に、後輩たちに伝えたいことは？

嶋貫：私は東大レベルの模試の結果が良くなかったとき、越えるべき壁の高さに校舎で人知れず涙したことがありました。それでも合格できたのは、諦めることなく真面目に勉強を続けたからだと思っています。うまくいかないときは先生方に相談してアドバイスや激励をもらい、勉強を継続してください。