京都大学

工学部 合格

清水：久しぶり！ 京都大学での生活はどう？

山本：充実しています！ 講義では、全学部共通で履修できる「精神分析」が非常に面白いです。サークルは京大の学園祭である11月祭の事務局に入り、少しずつ運営を進めています。

齊藤：山本くんは数学への探求心が素晴らしかったね。勉強で心がけていたことは？

山本：受験勉強には直結しないような事柄にも好奇心を持って取り組んだことです。何気なく数式を解いていた際、ふと浮かんだ疑問を質問対応の先生と一緒に吟味したことがありました。結果的に独自の法則性を発見でき、達成感を覚えました。勉強だけでなく研究や人生においても、一見回り道に思える事象が本質的に重要なことだと身をもって感じた出来事でした。京大に向けた特別カウンセリングでも「様々なことに興味を持つことが結果として近道になる」と言ってもらい、自信につながりました。

清水：強い信念をもって取り組んでいた姿をよく覚えているよ。山本くんが考える合格のポイントを教えて！

山本：勉強方針の明確化、絶対的な勉強量、勉強の質の3つです。まず勉強方針の明確化は、定期的なカウンセリングと特別カウンセリング、さらには「京大対策ガイダンス」で学習内容と取り組むペースを計画立てたことです。各科目で遅れが生じていないか、模試の結果から調整すべき項目はあるかなど、細かく分析を行いました。次に絶対的な勉強量として、カウンセリングで決めた計画以上の勉強を次回のカウンセリングまでに進めておくよう徹底したことです。また、数学に関しては、京大の入試問題や京大レベル模試の過去問を70回分解き切り、すべての問題を復習しました。そして、勉強の質が伴っていてこそ問題の本質を見極めることができます。ただ回数をこなすのではなく、なぜ正答できなかったのかを深く考えることを常に意識して勉強しました。

清水・齊藤：素晴らしい！ 大学でもたくさんのことを学んで頑張ってね。