IUCN(国際自然保護連合)は、1948年に設立された国際的な自然保護団体で、絶滅危惧種の評価や自然環境の保全活動を行う専門家ネットワークです。 調査結果には、現在、実に47,187種の生き物たちが絶滅に向かっていると記されています。その速度は、過去1,000万IUCNレッドリストでは、生き物たちを個体数の減少率や生息地の縮小、繁殖状況などの科学的データに基づいて右のように分類・評価しています。特にCR(深刻な危機)・EN(危機)・VU(危急)の3つを「絶滅危惧ⅠA/ⅠB/Ⅱ類」と定め、保護・観察に努めています。(深刻な危機)(危機)(危急)年間の平均よりもはるかに速い、数10倍~数100倍に加速しています。生き物たちは絶滅までのひっ迫度によってさらに右のようなランクに分けられ、その保護のために世界中で研究やさまざまな取り組みが進められています。(※2025年3月現在) 10絶滅野生絶滅深刻な危機危機危急準絶滅危惧低懸念データ不足未評価EXEWCRENVUNTLCDDNEぜつぜつめつめつきき以下は、絶滅危惧種の一例です。子どもたちが「動物」と聞いて思い浮かべるたくさんの動物たちが、絶滅の危機に瀕していることがわかります。CRENVUぐぐしゅしゅオランウータン・クロサイ・ゴリラ・コサンケイ・ソデグロヅル・ビルマホシガメ・マウンテンピグミーオポッサム・メキシコサンショウウオ などラッコ・アムールトラ・アジアゾウ・トキ・コウノトリ・オオカワウソ・キタイワトビペンギン・マレーバク・チンパンジー・アミメキリン・レッサーパンダ・ワオキツネザル などライオン・カバ・インドサイ・コアラ・ジャイアントパンダ・ハシビロコウ・コツメカワウソ・トナカイ・ホッキョクグマ・シロフクロウ などおなじみのあの生き物も…!?絶滅の危機にある主な動物たち47,187種の生き物が消える!?分類表の見方分類表の見方「IUCNレッドリスト」に見る「IUCNレッドリスト」に見る絶滅危惧種
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