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愛知県公立高校入試Aグループ問題・解答・分析


愛知県公立高校入試問題・解答・ワンポイント分析

国語


ワンポイント分析

抽象から具体への「換言力」が問われた入試
昨年度に比べ難易度に大きな変動は見られませんが、大問一(五)では、新傾向の問題として「本文をまとめた文章についての意見交換」が会話形式で示され、その会話文中の空欄に適当な言葉をあてはめる問題が出題されました。また、大問三(五)では、昨年度から出題されるようになった、ある生徒が本文について書いた文章の誤った箇所を選択する形式の問題が出題されました。この二つの問題を含め全般に、本文内や設問文・選択肢での「換言」を正確に理解した上で、筆者の主張を読み取る力が試されました。
Aグループでは段落構成を問う問題が出題されませんでしたので、Bグループについては段落構成をつかみ、筋道を立てて内容を理解する問題の練習をしておくとよいでしょう。

Pick up!

大問一(五)
〔本文〕と〔Aさんがまとめた文章〕・〔会話文〕を照らし合わせながら、「共通する言葉」と「言い換えられている言葉」に着目して読み取ることで、正解を見つけることができます。
X  〔会話文〕中の〔X〕の後に続く「……して捉える」という言葉を手がかりにすれば、「人間が持つ過剰な想像力」の三つの特徴について書かれている第五段落にある「抽象化」を見つけられます。
Y 〔Aさんがまとめた文章〕の「認識や予想に大きな影響を及ぼす」という内容に着目して探すと、第六段落の同様の内容が書かれた箇所の直前に、「自由な想像」を見つけられます。
Z 〔会話文〕中にある「生活や行動を規定する考え」という辞書から引用された意味を手がかりにすれば、「思想」という答えを見つけることはできるかと思います。しかし、確実に正解を見つけるためには、Bさんがこの言葉の使い方について、「検討する必要がある」と指摘していることを見落としてはいけません。〔Z〕にあてはまる言葉が、Aさんによって言い換えられた「思想」という、本文中にはない言葉であることを見抜きましょう。これにより、論理的なアプローチで正解を導き出すことができます。まさに、「換言への理解力」が求められる良問であったと言えます。


数学


ワンポイント分析

大問2(1)規則性・大問2(3)確率・大問3(2)平面図形・大問3(3)②回転体の求積問題攻略が高得点の鍵!
今年度のAグループの配点と問題数は2点問題が3問・1点問題が16問の合計19問で構成され、難度の高い問題は中3の図形の性質を利用した問題でした。
大問2(1) 2段目の数が、1段目の2数の積であり、1段目が3から始まる連続する奇数であることに気づくことができれば、自然数n(ただしn≧2)を用いて、(2n-1)(2n+1)=899の関係から求められたのではないでしょうか。
大問2(3) 「Aに止まるのは、5の倍数のとき」「Bに止まるのは、1、6、11…と一の位が1か6のとき」「Cに止まるのは、2、7、12…と一の位が2か7のとき」のようにそれぞれの頂点に止まるときの数の規則性に気づくことができれば、正解できたのではないでしょうか。
大問3(2) 平面図形の問題では、六角形の右上と左下に正三角形を加えることで平行四辺形になることに気づくことができれば、①②ともに正解が得られました。
大問3(3) 空間図形の問題では、ODを結ぶと、接線の性質から直角三角形ODCができます。そこから、相似を利用すると、半径を求めることができます。①②ともに「接線の性質」と「相似」が使えることに気づくことができたかどうかがポイントとなりました。

Pick up!

大問3(3) ②
Dから、BCに垂線DEを引くと、△CDEと△CABが相似より、DE=2/3
△DBCをBCを軸として1回転させてできる立体の体積は、底面の半径を2/3、高さをBCとした円錐の体積と等しいので、その体積は、1/3×2/3×2/3×π×√5=4√5π/27
また、円Oを1回転させてできる立体の体積は、半径2√5/5の球なので、その体積は、4/3×π×(2√5/5) ×(2√5/5) ×(2√5/5)=32√5π/75
よって、25/72倍


社会


ワンポイント分析

より深く正確な知識と、資料を読み解く分析力がカギ
Aグループの出題は、全体で20問。そのうち2点問題が2問でした。また、歴史分野で短文補充問題が1問出題されました。
歴史分野の出題のテーマが、大問1は「万博」、大問2は「人口」であり、大問2では愛知県入試の傾向である同時代史の問題が出題されました。また、各時代の人口を推定した表が示され、昨年同様に、歴史分野においても資料分析力が必要でした。
地理分野の出題は、大問3が「関東地方」、大問4が「南アメリカ州」でした。例年通り、グラフ、表、地図など活用して答えを導き出さなければなりませんでした。
公民分野の出題のテーマは、大問5が「持続可能な社会」、大問6が「人権保障」でした。特に、大問5(2)は過去に出題されていない「公正」について出題されました。資料Ⅰをじっくり読みこんで答えにたどり着けるかどうかがカギでした。

Pick up!

大問3(1)
表中のA~Dの識別について
まず、栃木県と埼玉県が内陸県であることから、海岸線距離が0mであるBとDが該当します。県内総生産から、埼玉県がB、栃木県がDとわかります。残るAとCは、県内総生産からAが神奈川、Cが茨城となります。
上記のことをふまえて、グラフの③は、AとBが多いので製造品出荷額とわかります。
グラフの②は、CとDが多く、都市化が進んでいるAとBが少ないので、乗用車の100世帯あたり保有台数と判断されるため、答えはオとなります。


理科


ワンポイント分析

基本用語の確認と、実験・観察問題を解く練習をしよう!
出題傾向の大きな変化はありませんでした。全20問中、論述問題が1問、数値を含む記述が5問、グラフの作図・数値が1問、その他が記号選択で、実験の操作手順についての理解や、結果の比較、条件を変更した場合の実験結果の計算など、知識・思考力・分析力をバランスよく問う出題でした。
大問3は、化学変化による気体の発生に関する問題で、愛知県公立高校入試では定番の単元でした。授業内でも何度も解いていたので、慌てることはなかったのではないでしょうか。反応前後の質量比較から、気体の発生量を導き出し、過不足なく反応する量的関係を見つけられるかがポイントでした。
大問4(2)(3)は、電流と磁界に力学的な感覚を絡めた問題でした。支点からの距離と必要な力の大きさが反比例すること、および、電流が大きくなれば銅線にはたらく力も大きくなることに気づくことができれば、図2のグラフの識別も容易だったはずです。
Bグループでも実験や観察をベースとした出題になると予想されます。「人体・動物の分類」「食物連鎖」「イオンと中和」「気体の性質」「運動とエネルギー」「光・音」「火山・地震・地層」「気象」について内容を確認しておきましょう。

Pick up!

大問4(3)
この問題のポイントは、1.5Ωの抵抗R2を並列につなぎ、電圧を1.5Vにしたことによって、電流がどのように変化するかを見極められたかが鍵となります。〔実験1〕③では1.0Vで2.5Ω(抵抗R1)なので0.4A、そこに、1.5Ωの抵抗R2を並列につないだことで1.0V÷1.5Ω=2/3Aが加わります。そして、電圧が1.5倍になったため、抵抗R1と抵抗R2を流れる電流もそれぞれ1.5倍になります。0.4A×1.5=0.6A、2/3A×1.5=1Aとなるため、全体を流れる電流はその和の1.6Aとなります。
図2の傾きの大きい方が1.2gのグラフなので(縦軸のEP間の長さが同じとき、電流が大きい方がおもりの質量も大きいと判断できるため)、横軸の1.6Aのところを読み取ると8cmと分かります。


英語


ワンポイント分析

幅広い語彙力を正確に身につけた上で、いかに思考できるかが高得点の鍵
筆記試験は、自由英作文、会話文中の適語補充、長文読解、対話文読解の大問4題構成。ほぼ昨年の出題形式を踏襲していました。リスニングも昨年同様、すべて選択問題でした。
一昨年から始まった大問1の自由英作文は、昨年まで、日本文での問いが与えられ、それに対する自分の考えを書くものでした。今年度は絵が与えられ、自分の考えを述べる形式に変わりました。
大問3の長文には<the比較級 ~, the比較級 ...>(~すればするほど、より・・・)という教科書で習っていない表現も組み込まれ、前後の文からその文の意味を読み取る力も必要とされました。
単語や熟語の知識・動詞の活用などは、教科書の基本事項が問われる問題が多かったため、学習した内容を着実に身につけていれば、高得点をとることができたでしょう。

Pick up!

筆記検査 大問1
与えられた絵を元に、「その絵がどのような状況を表しているか、また、この状況がこの後どのような結果につながってほしいか」を、提示された英文の下線部にあてはまるよう5語以上の英語で補う問題でした。使用する単語(前半の下線部にはhold、後半の下線部にはhelp)が与えられており、これらを文意が通るよう、どのような表現であてはめるか考える必要がありました。絵を見ると、母親が息子の自転車をつかんでいることがわかるため、前半部分は答えを導きやすかったでしょう。後半部分は、helpを名詞として使用して「手伝い無しで乗れるようになる」ことを表現することができますし、動詞として使用して「この後母親を手伝う」という文を完成させることもできました。


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