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愛知県公立高校入試Aグループ問題・解答・分析


愛知県公立高校入試問題・解答・ワンポイント分析

国語

ワンポイント分析

段落構成を理解し文章の流れをいかに読み解くことができるかが高得点のカギ
昨年度の入試改革により出題傾向が変化しており、今回のAグループ入試でも新傾向の問題が登場しました。大問一(五)、大問三(六)では適当な選択肢を二つ選ばせる問題、大問三(四)では、ある生徒が本文について書いた文章の誤りを選択する問題が出題されました。いずれも文章をきちんと読んで正確に内容をつかむことができれば、正解を導くことができたと思います。今年度は小説の出題がなかったので、段落構成をつかみ筋道を立てて内容を理解する力が要求される問題が多く出題されました。

A・B両グループとも、昨年度同様に段落のはたらきについて問われる問題が出題され、正確に文脈を読み取る力が必要でした。これから受験生になる皆さんは、様々な文章に触れ、論理の流れをとらえる練習を積んでいきましょう。

Pick up!

大問三(二)
第三段落に書かれている「『AI・ロボット』には獲得できない人間の身体知」の内容を要約する問題でした。書き出しの指定があるので、それに合った文末を決定することから始めます。指定語句である「総体」を手がかりに第三段落三行目を見ると「身体知はそのような総体によって獲得されています。」とあるので、「~獲得される。」と締めくくります。
あとは、「そのような総体」の「そのような」の内容を指定語句である「身体感覚」「ひらめき」という二つのことばを使ってまとめると正解になります。二つのことばをどのようにつなぐかがポイントとなりました。


数学


ワンポイント分析

大問2(4)グラフ作成問題・大問3(2)平面図形・大問3(3)回転体の求積問題攻略が高得点の鍵!
今年度のAグループの配点と問題数は2点問題が3問・1点問題が16問の合計19問で構成されました。
配点の高い問題の中には、思考力を必要とする難しい問題も出題されていました。

大問2(4) ② 時間と道のりの関係から2人の間の道のりをグラフに表す問題では、円形に惑わされることなく、2人とも同じ速さで進んでいることに注目し、遊歩道1周の道のりを求め、1人では、遊歩道の4分の1を進むのに6分かかることに気づけば、グラフの作成もできたのではないでしょうか。
大問3(2) 平面図形の問題では、長方形から平行線の同位角に気づくことで、相似な三角形の組を見つけ、比を利用することで長さが求められることに気づけたかどうかが鍵でした。
大問3(3) ② 空間図形の問題では、三角形ABGが直角三角形であることに気づき、面積の関係から、回転させてできる図形の半径を求められることに気づくことができれば、正答を導くことにつながったのではないでしょうか。

Pick up!

大問3(2) ①
長方形から、∠BFE=∠BCA=90°
∠Bは共通なので、△BFE∽△BCA
ここで、CD:DE=3:2より、CD=3x、DE=2xとおくと、FE=CD=3x
また、△BFE∽△BCAなので、BF:BC = FE:CA
BF:8 = 3x:6 より、BF= 4x
BC = BF+FC = 8
4x+2x=8、x=4/3より、FE=4

② △FEO=△ BFE -△OBF
     =1/2×16/3×4-1/2×16/3×3=8/3
△FEO:△ABC=8/3:24=1:9より、1/9倍
【別解】
△BFE∽△BCAとFE=4、CA=6より、この相似比が、2:3とわかる。
これと、Oが直径ABの中点だから、AE:EO:OB=2:1:3と導くことができるので、
△FEO=△ BFE×1/4=8/3
△FEO:△ABC=8/3:24=1:9より、1/9倍


社会

資料掲載許諾:
 東京国立博物館所蔵、画像提供:東京国立博物館 Image: TNM Image Archives [社会 大問1 図Ⅰ、図Ⅱ]
 宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 [社会 大問1 図Ⅲ]
 http://italia.picwp.net/roma/foro/colosseo1.html [社会 大問4(1)① ]
 http://free-images.gatag.net/tag/arc-de-triomphe [社会 大問4(1)② ]

ワンポイント分析

正確な基礎知識と、資料分析力が重要
Aグループの出題は、Bグループと同じく20問でした。記号問題が16問、その他の中に1問が内容補充問題でした。最大12択の問題も出題されています。
歴史分野においては、場所を問われる問題、資料をよみとり、10字以上15字以下で□に文を補う問題が出題され、歴史においても資料分析力が要求される出題でした。
地理分野では、例年通りの愛知県入試の傾向である、表や地形図、雨温図・グラフを読み取り答えを導き出させる問題でした。
公民分野は、難度は高くありませんが、大問2つともグラフや図が用いられている、例年通りの問題でした。
いずれにしても、社会における基礎知識だけで答えを出すのではなく、資料・表・文章など、与えられた資料から得る情報を基礎知識とあわせて答えを出すことが要求された出題でした。

Pick up!

大問4 (3)
世界地理 Ⅰの表 A:フランス(小麦生産量が多い)・B:イタリア(ぶどう生産量が多い)・D:ドイツ(自動車生産台数が多い)、残ったCがイギリスと判断します。
(3)の発電量の割合を示したグラフに関してです。まず、フランスは世界有数の原子力発電の国です。よって、zがフランスとわかります。あとは、与えられた文章のヒントからひとつずつ当てはめていきます。水力の割合からイタリアがy、原子力の割合からwがイギリスとなり、残ったxがドイツと判断します。問題が二つ選べという指示のため、Ⅰの表から読み取った国との組み合わせでウとオが正解となります。


理科


ワンポイント分析

根本理解をした上での問題練習を!
Aグループでも出題傾向の大きな変化はありませんでした。全20問中、論述問題が1問、数値を含む記述が4問、グラフの作図が2問、他は記号選択でした。
大問2の植物の問題では、実験の結果の考察についての出題がありました。語句を書いたり計算したりする問題演習ばかりでなく、実験の目的や操作の意味を理解し、得られたデータから何が読み取れるかを考える習慣が必要です。
大問3(4)は、酸化による質量増加から、混合物の混合比率を計算する設問でした。サナルでは繰り返し練習したと思いますが、連立方程式を立式する必要がある難問です。初めて臨んだ受験生は、かなり苦労したはずです。
また、大問4は「仕事」の単元からの出題で、計算やグラフの作図が出題されました。〔実験1〕~〔実験4〕のそれぞれの実験条件の違いを丁寧に読み解いていけば、さほど難度が高い問題ではありません。しかし、動滑車やばねを一緒に扱う等の複合的な条件になると、難しいと感じた受験生も少なくなかったと思います。
基本的な知識を満遍なく身につけることは勿論のこと、公式の意味や実験の意図を根本から理解し、その上で多くの問題練習を重ねることが、愛知県入試攻略のカギです。

Pick up!

大問4(4)
この問題のポイントは、モーターPが糸を引き始めても、つるまきばねAが伸びるため、おもりがすぐには引き上げられない点である。図6のグラフから、つるまきばねAはおもりの重さである6.0Nの力が加わると2.0cm伸びることが分かる。つまり、つるまきばねAが2.0cm伸びた状態になってから、おもりが引き上げられることになる。
図5のグラフより、モーターPは1.0秒あたり糸を4.0cm巻き取ることがわかる。〔実験4〕では動滑車を2つ使用しているため、棒を1.0cm引き上げるには、モーターPは4.0cm糸を巻き取る必要がある。つまり、モーターPが1.0秒間糸を巻き取ると、棒が1.0cm引き上げられる。
ばねが2.0cm伸びるまではおもりは引き上げられないので、モーターPが回転を始めてから2.0秒後におもりが引き上げられる。その後はモーターPが1.0秒間糸を巻き取るとおもりが1.0cmずつ上昇することになる。


英語


ワンポイント分析

深く、正確な語彙力が得点につながる
出題形式はBグループ入試と同じでした。筆記検査大問1の自由英作文は「大きな都市と小さな村のどちらに住みたいか」というもので、Bグループ同様に、2つの理由を書かせる形式でした。大問2の適語補充では、guess(推測する)、be made of~(~で作られている)が出題され、大問3の長文読解の本文中にはdisabled(体の不自由な)やas of~(~現在)といった表現が使われており、正確かつ幅広い語彙力が必要でした。リスニングの第2問ではdisaster(災害)、earthquake(地震)、evacuation drill(避難訓練)、evacuate(避難する)といった語句が聞き取りや解答のポイントとなっています。Bグループと比べ、長文・対話文の長さは、大問3・大問4を合わせれば大きな違いはありませんが、深い知識や思考力を問う問題が多く、難しいと感じたかもしれません。

Pick up!

筆記検査 大問3(3)
<tell+人+もの>の文型、間接疑問文、前置詞+動名詞という3つの文法事項の融合問題でした。動詞tellを中心に文を組み立てるとよいでしょう。「もの」の部分には、what sound is heard(どんな音が聞こえるのか)という間接疑問文を用います。最後に、by ~ing(~することによって)を用い、The dogs tell the users what sound is heard by using their bodies.(犬は体を使うことによって、どんな音が聞こえるのかを利用者に伝える。)というhearing dogsを説明する文が完成します。


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