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愛知県公立高校入試Bグループ問題・解答・分析


愛知県公立高校入試問題・解答・ワンポイント分析

国語


ワンポイント分析

例年以上に「消去法」が有効であった入試
問題構成については、二点問題四問を含む十八問と、昨年度同様の構成でしたが、ここ数年出題されていなかった小説文が3年ぶりに出題されました。論説文・小説文・漢文のいずれも、文章自体は難解というほどではなかったものの、限られた時間の中で正しく読み進めていくためには、全体の流れを大きくつかむ力と受験生としての基礎的な語彙が必要でした。さらに、最大六つという選択肢から答えを選び抜くために非常に有効な「消去法」を使いこなせるかが今回の入試攻略のカギであったといえますが、その「消去法」を用いる前提となるという意味でも、一定以上の語彙は必須であったといえます。大局的な読解力と「消去法」を用いて選び抜く力、そのどちらを支えるためにも欠かせない語彙が問われる良問が並んだ入試問題であったといえます。
大問一(五)では文章の論の進め方の特徴を選択させる問題、大問三(四)では文章の表現上の特徴が問われる問題が出題されました。ともに文章の特徴をとらえさせる問題であり、全体の文脈から内容が理解できるかが試されました。
大問三(五)では登場人物の行動と心情について意見を述べた文から適切な記号を選択する問題、大問三(六)では文章に書かれていることに近いものを選択する問題が出題されていました。場面と心情をつかみやすい文章であったため、「消去法」で正答を選ぶことができたかと思います。

Pick up!

大問一(四)
まずは文末を確定させることから始めます。設問に「真のコミュニケーションに必要なこと」とあるので「~必要である。」と締めくくることをおさえます。あとは、指定された語句「辞書的な意味」「言語化」を含む文を間に挟み込み、要約文を完成させていきます。本文で「言語化しきれなかった『間』を読み取ろうとする努力」という言葉が「デジタル情報の隙間~自分の内部に再現する努力」を言い換えて繰り返したものであることに気が付けば、要約文で扱うべき部分をすぐに見つけられたでしょう。


数学


ワンポイント分析

大問2(1)二次方程式・大問2(3)一次関数・大問3(2)平面図形・大問3(3)空間図形の求積問題攻略が高得点の鍵!
今年度のBグループの配点と問題数は2点問題が3問・1点問題が16問の合計19問で構成され、難度の高い問題は中3の図形の性質を利用した問題でした。
大問2(1) 二次方程式の解の1つが-3のため、因数分解をイメージし、2つの解をかけて15になる数からaの値を求め,更にもう1つの解を求めるところまでは定番の問題です。この解を一次方程式にきちんと代入できれば正解できたのではないでしょうか。
大問2(3) 与えられているグラフから、x座標、y座標がともに自然数となる座標が(1,1)(2,1)と判断し、グラフが(2,1)よりも上を通り、(3,1)上、もしくは(3,1)よりも下を通ればよいことに気づけば正解できたのではないでしょうか。また、「三角形の周上の点は内部に含まない」という条件をきちんと確認することも大事でした。
大問3(2) △DBGが二等辺三角形になることに気づくことができれば、DGの長さが求められます。②は「相似な図形の相似比と面積比」や「高さが等しい三角形の底辺比と面積比」などを利用して解くことができたのではないでしょうか。
大問3(3) 三平方の定理から、特別な角をもつ直角三角形を利用して正三角形の高さを求めることができれば、ADの長さが求められます。また、②では「△ABDを底面として考えること」と「CからADに垂線CHを引くことで、△ADCの面積の関係から、求める立体の高さにあたるCHの長さが求められること」に気づくことができたかどうかがポイントとなりました。

Pick up!

大問3(3) ②
CからADに垂線CHを引くと、△ADCの面積の関係から、1/2×4×3√3=1/2×2√7×CHより、CH=6√21/7
求める立体の体積は、底面が△ABD、高さがCHの三角すいなので、1/3×1/2×2×3√3×6√21/7=18√7/7


社会


ワンポイント分析

すべての分野において冷静な分析力が必要
Bグループの出題も全体で20問、2点問題が2問、歴史分野での短文補充問題1問でした。
歴史分野の出題のテーマが、大問1は「船や港」、大問2は「オリンピック」でした。大問1の同時代史の出題や、大問2の「自動車生産台数の推移」のグラフを用いる地理歴史融合の資料分析問題も出題されました。
地理分野の出題は、愛知県入試では出題率が高い地形図や気温と降水量のグラフを使った問題が出題されました。大問4の世界地理では、選択肢16個の問題もあり冷静に資料を分析することが大切でした。
公民分野は、大問5で「経済財政白書」が資料として提示され、見慣れない問題に戸惑った生徒もいたかもしれません。大問6の国会の出題では「国会議員の不逮捕特権」についての知識が必要である問題も出題されました。

Pick up!

大問4(2)
Ⅰ~Ⅲのすべての略地図、表、グラフを使って、選択肢16個の中から正解を出す問題でした。
Ⅱの表においては、人口からAがアメリカ、穀物自給率からDがオーストラリア、残りのBとCはさばく気候では穀物栽培が難しいことからCがサウジアラビア、残ったBがフィリピンと判断できます。
Ⅲのグラフでは、Wが気温より温帯のサンフランシスコ、Xは降水量より乾燥帯のリヤド、Yは気温より熱帯のマニラ、Zは南半球を示しているのでキャンベラとわかります。
よって、Ⅰ中の①はリヤドなのでコ、②はマニラなのでキが正解となります。


理科


ワンポイント分析

「根本理解」と「スピードを意識した練習」が高得点のカギ!
Aグループとは異なり、論述問題が出題されず、数値を含む記述が減りました。代わりに完答式の記号選択の出題が増えていましたが、全体として難度は少し下がりました。全20問中、数値を含む記述が3問、グラフの作図が1問、その他が記号選択でした。実験や観察とその条件についての理解、および、その結果の比較や計算など、知識と思考力が問われる出題でした。
大問3(3)(4)は、中和に関する問題でした。事前の予想どおり、イオン数の変化に関する問題であったため、サナル生は慌てることはなかったでしょう。水溶液中のイオンの数は、濃度と体積に比例すること、水を加えても変化しないことを理解していれば、特に迷うこともなく解答できたものと思います。
大問4の物理分野も出題予想どおり、運動とエネルギーに関する出題でした。金属球の高さや質量を変えると位置エネルギーや運動エネルギーが変わること、および、運動エネルギーは速さの2乗に比例することなど、定番といっていい出題が多く見られました。
来年度以降も、物理や化学を中心に日ごろから「根本理解」を意識して学習するとともに、「スピード(読み取るスピード+解くスピード)を意識した練習」を積むことが高得点への鍵となります。

Pick up!

大問3(4)
この問題のポイントは、イオンの数が体積に比例すること、水を加えても変化しないこと、および、図2のグラフから、塩酸10cm3と水酸化ナトリウム水溶液20cm3を混合すると過不足なく反応し、中性になることを読み取ることです。
塩酸10cm3に含まれる水素イオンと塩化物イオンの数がa個と設定されていますので、水酸化ナトリウム水溶液20cm3に含まれる水酸化物イオンとナトリウムイオンもa個であると分かります。
塩酸10cm3に水を加えて20cm3にしても含まれる水素イオンと塩化物イオンの数は変化せずa個、そこから10cm3を取り出すとイオン数は半分のa/2個となります。また、水酸化ナトリウム水溶液は体積が30cm3になるため、イオン数は体積に比例して増え、水酸化物イオンとナトリウムイオンの数は3a/2個と表せます。水溶液を混合すると、水素イオンと水酸化物イオンが結びついてa/2個ずつ減るので、塩化物イオンa/2個、ナトリウムイオン3a/2個、水酸化物イオンa個となり、合計は3a個となります。


英語


ワンポイント分析

正確な語彙力・文法力が得点につながる
出題形式はAグループ入試と同じでした。筆記検査大問1の自由英作文は7語以上の英語で書くという指定があり、語数の多さに戸惑ったかもしれません。大問2の適語補充では、②に比較を強調するmuchがありましたが、最初の文字が指定されていたため、解きやすかったと思います。大問3の長文読解の本文中にはregion(地域)、melt(溶ける)、attract(引き付ける)といった馴染みのない単語が出ていました。また、thanks to ~(~のおかげで)、 out of control(制御しきれなくなって)など、熟語の知識も必要とされました。長文を読むための正確かつ幅広い語彙力を身につけておくことが高得点の鍵であったと言えるでしょう。

Pick up!

筆記検査 大問3(3)
主語としてheが与えられているため、その後ろに動詞のshowedが来ることに気づくことができれば、その直後に86 different shapes of snow crystals と続けられます。また、<how+主語+動詞>で間接疑問文を作ることができると気づけば、how he caught them(どのように彼がそれらをとったのか)という語順に並び替えることができたでしょう。また、caught themのthemが何を指しているか理解できるかどうかも、この問題のポイントでした。


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