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ホーム > 愛知県:高校入試情報 > 愛知県公立高校入試Bグループ問題・解答・分析

愛知県公立高校入試Bグループ問題・解答・分析


国語

※大問一/J-G-2020-20200290000


ワンポイント分析

指示語・接続語から文のつながりをつかむ力がカギ
大問一・大問三が説明的文章、大問二が漢字・語句、大問四が古典という、例年通りの問題構成でした。大問一(六)に新傾向の問題が登場しました。生徒の書いた感想に適切な文を挿入する問題でした。文章構成を正確に読み取ることに重点を置いた出題だったと言えます。指示語、接続語から段落同士のつながりをつかみ、内容を理解することが重要です。

Pick up!

大問一(六)
X・Yそれぞれの文頭にある指示語を正しくとらえ、前後の文脈から判断することで正解を導き出すことができます。
X 「こうした哲学的な問い」が[オ]の直前の『「生きている意味は何か?」などといった疑問』であることから判断できます。
Y 「それは」は[ウ]の直前の「だんだん分かってきました」という内容を指し示すことに気づくことができれば答えにたどり着けます。
また、Yの「子どもの頃に住んでいた土地の豊かな自然や学校の先生とのすばらしい出会い」を「環境」と言い換えていることに気づけるかどうかがポイントです。


数学


ワンポイント分析

確率・規則性・面積の二等分・平面図形・空間図形攻略が高得点の鍵!
今年度のBグループの配点と問題数は2点問題が3問・1点問題が16問の合計19問で構成され、難度の高い問題は中3で履修する図形の性質を利用した問題でした。

大問3(3) 
展開図を組み立ててできる立体は、円すいの一部を切り取った図形(円すい台)です。①では、弧AB、DCの長さから、円Pと円Qの半径を求めることができます。
②では大きな円すいの体積から、小さな円すいの体積を引くことで、展開図を組み立ててできる立体の体積を求めることに気づくことができたかどうかがポイントとなりました。

Pick up!

大問3(3) ②
展開図を組み立てたとき、PQの延長線とADの延長線との交点をOとします。求める立体の体積は、円Pが底面、高さがOPの大きな円すいの体積から、円Qが底面、高さがOQの小さな円すいの体積を引いて求めます。

まず、弧AB,弧DCの長さから、円Pと円Qの半径がそれぞれ3㎝、2㎝です。
DA=CB=3cmと円P、Qの半径の差から、三平方の定理を利用して、求める立体の高さQPは2√2cmです。
相似比を利用して、OQ:QP=2:1より、OQ=4√2cmですから,OP=6√2cmです。
よって、求める立体の体積は、大きな円すいの体積-小さな円すいの体積で求められるので、
1/3×9π×6√2-1/3×4π×4√2=1/3×(38√2π)立方センチメートルです。

※π=パイ、√=ルート


社会


ワンポイント分析

正確な情報分析力と知識が必要となる良問
大問が6で構成され、大問1・2が歴史、大問3・4が地理、大問5・6が公民という出題形式は変化はありません。B日程では完答の問題が大問3(1)、大問4(1)の2題と、正確な知識を身につけ、冷静に資料を読み取ることができれば、問題なく解答できたのではないでしょうか。
歴史では紙幣の肖像であった新渡戸稲造や日本に関するできごとについての設問でした。紙幣の肖像の変更という2019年の時事に関係する問題でしたので、普段から世の中で起きている出来事やニュースはチェックしておくとよいでしょう。
地理ではA日程で出題のなかった地形図と昼間の時間の1年間の推移を示したグラフの問題が出題されました。また、受験生にはなじみがあまりない「南極大陸」や「桜の開花時期」に関する問題が出題されたので驚いたかもしれませんが、冷静に資料を分析することで正答を導き出せたかと思います。

Pick up!

大問4(3)
Ⅲの表のa~eの国を確定させます。dは人口が約14億人と一番多いことから中国、次に人口が約3億人と多いcがアメリカ、aは面積が一番大きいことからロシア、bは人口が一番少ないことからカナダ、残ったeがブラジルとなります。
Aは中国を含む州となるのでアジア州、Bはロシアを含む州となるのでヨーロッパ州、Cはアメリカとカナダが含まれるので北アメリカ州、Dはブラジルが含まれる南アメリカ州と確定されます。よって、( ③ )はBが当てはまります。ヨーロッパの複数の国を流れる国際河川として有名なものはライン川であるので( ④ )はXとなり、正答はウとなります。おもな国の人口や面積のおおまかな数値や地形をしっかり把握しておくことが必要な問題でした。


理科


ワンポイント分析

幅広い知識の定着と根本理解が成否を分ける!
出題内容や難易度については、Bグループも標準的な出題でした。出題形式は、解答を選択する問題の割合が多いという点においては例年どおりの傾向ですが、選択肢が多い(最大12択)点や、1題で選択肢を複数選ぶ問題が多数出題されている点からも、幅広く正確な知識が必要とされました。
また、物理は電気の単元からの出題でしたが、オームの法則・電熱線の長さと抵抗の大きさの関係・回路の性質などが根本理解できているかを問われる出題内容でした。理解の度合いによって差がつく問題だったといえます。

Pick up!

大問4(4)
40cmの長さの電熱線を曲げて円形にし、クリップの金属部分Aを端子Pから10cmの位置に接続したことにより、10cmの電熱線と30cmの電熱線の並列回路が作られたことに気づけたかどうかが正解を導くポイントになる。
並列回路なので、どちらの電熱線にも12Vの電圧がかかる。10cmの電熱線に流れる電流は、12[V]÷10[Ω]=1.2[A]。30cmの電熱線に流れる電流は、12[V]÷30[Ω]=0.4[A]。よって電流計に流れる電流は1.2[A]+0.4[A]=1.6[A]となる。


英語



ワンポイント分析

正確な語彙力・文法力が得点につながる
出題形式はAグループ入試と同じでした。筆記検査大問1の自由英作文は、資料をもとに自分の意見を述べる問題、大問2の適語補充では、教科書の基本文とよく使われるフレーズを覚えておく必要がありました。今回は、May I (ask) you a (favor)?という定番のフレーズが出題されていました。大問3の長文読解においては、(1)のinfluencedという単語の適語選択・語形変化と、(2)の整序英作文の難度が高かったと思われます。また、suffer from ~(~に苦しむ)、 thanks to~(~のおかげで)など、熟語の知識に加えて、several(いくつかの)、disease(病気)など、日常の会話文ではあまり目にしないような単語の知識も必要とされました。長文を読むための正確かつ幅広い語彙力を身につけておくことが高得点の鍵であったと言えるでしょう。

Pick up!

筆記検査 大問3(2)
この整序英作文のポイントとなる動詞は、madeだけであったため、この文の型がSVOC (S made O C)となることに気づくことができた人は、速く解くことができたと思います。また、afterは、前置詞、接続詞のいずれかですが、この文においては、【 】の直後にdiedがあるため、接続詞として使うことを認識して、diedの主語であるheを補い、あとはmade him really famous という部分と、around the worldの句を作ることができれば、この問題は攻略できたと思います。動詞が文の型を決めることを意識できているかどうか、そしてafterの品詞と使い方がマスターできているかどうかが勝負の分かれ目でした。



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