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科目別対策|化学


名大入試分析(2022)化学

出題傾向

【試験時間】2科目150分

【特徴】例年、教科書レベルの計算問題、知識・論述問題が多く出題されます。大問数は直近3年で5問から3問へと減っており、文章量自体もやや減少していますが、出題範囲には変わりはありません。2022年は理論化学、無機化学の分野から2題、有機化学、合成高分子化合物の分野から1題出題されました。

【傾向】計算問題は、1つの小問を解くにあたり計算過程の数自体は多くはなく、1~3ステップで解けるものが殆どです。立式そのものを間違わないように、基礎的な定性的理解を確固たるものにして挑みましょう。
知識・論述問題で問われることは標準的な内容です。教科書を読んだ上で演習問題を解き、知識を定着させておけば、着実に得点を積み重ねることができるでしょう。
2022年の入試は、反応速度・中和滴定[理論化学]、結合エネルギー・電池[理論・無機化学]、鎖状炭化水素の構造決定・ペプチドの構造決定[有機化学]の問題が出題されました。

対策

論述問題、計算問題ともに教科書レベルの問題が殆どです。ただ、1ステップの計算過程で解ける問題ばかりではないため、入試問題を扱っている問題集で演習問題を解いておくことは必須です。
頻出問題である有機化学の構造決定問題については、難易度こそ高くはありませんが、演習量によって最も差がつくところとなるでしょう。多くの高校では、有機化学・天然有機化合物・合成高分子有機化合物の分野の履修時期が、高校3年生の後半になります。入試直前の時期はそれらの分野を中心とした学習になるため、理論化学及び無機化学の分野は、授業後に演習問題を解くなどして知識を定着させておく方がベターです。
全体として、難易度は高くはありませんが、出題範囲が広いため、知識の漏れのないようにしておくことが大切です。知識の定着のため、定期的に問題演習をするようにしましょう。

時間配分

2科目で150分ですので、単純計算では1科目75分になります。計算練習を積んでいれば、優に75分以内に解答を作成することはできるでしょうが、計算練習を疎かにして、自分の計算方法や算出された値に自信が持てずに逡巡しているようであれば、75分以内の解答は、有機化学の構造決定問題がいかに速く解けるかがカギになるでしょう。

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講座レベル 4・5・6
受講回数 75回
対象 上位私大〜難関国公立大レベル
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名大理科特講②-化学

講師 藤田 東幸(ふじた とうこう)先生
講座レベル 6・7・8
受講回数 25回
対象 名大を目指す生徒
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