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ホーム > 新着情報 > 向陽高校前校長・鈴木克則先生 佐鳴予備校 数学科教師として着任しました

向陽高校前校長・鈴木克則先生 佐鳴予備校 数学科教師として着任しました


2021年4月1日、名古屋市立向陽高等学校 前校長 鈴木 克則(すずき・かつのり)氏が佐鳴予備校数学科教師として着任致しました。

鈴木克則 先生

Profile

向陽高校前校長・伝説の数学講師が佐鳴予備校に登場。千種高校・名古屋工業大学工学部出身。数学の魅力・奥深さに惹かれ、大学卒業後、向陽高校の数学教諭に。生徒の立場から「わかりやすく」「楽しく」「板書が見やすく」をモットーに、長年培った経験からやる気にさせる授業内容に定評があり、多数の受験生を難関大合格へと導く。
難関大志望者に人気の月刊誌『大学への数学』(東京出版)にも執筆。計18年間の向陽高校での教員生活を終え、株式会社さなる(佐鳴予備校)に入社。数学の伝道師として再び教鞭をとる。

▲『大学への数学』2021年3月号「巻頭言」(誌面提供:東京出版『大学への数学』編集部)

略歴

・千種高校出身・名古屋工業大学工学部計測工学科卒
・1985年(昭和60年)~2000年(平成12年) 向陽高校で数学教諭として勤務
・2001年(平成13年)~2005年(平成17年) 名古屋市教育センター指導主事として教員研修を担当
・2010年(平成22年)より名古屋市教育委員会指導室指導主事、主任指導主事を歴任
・2016年(平成28年)~2018年(平成30年) 若宮商業高校校長として商業教育を活性化
・2019年(平成31年)~2020年(令和2年) 向陽高校校長として理数教育を推進
・名古屋市立高等学校長会会長及び愛知県公立高等学校長会副会長を歴任
・2021年(令和3年)月刊誌『大学への数学』(東京出版)巻頭言 執筆
・2021年(令和3年)3月 向陽高校校長 退任
・2021年(令和3年)4月 株式会社さなる(佐鳴予備校)入社。数学科教師として再び教鞭をとる

鈴木先生からのメッセージ

この4月から佐鳴予備校の一員として、高校生の夢の実現を応援することになりました。私は以前教員として、名古屋市立高校で数学を教えていました。「数学は難しい」と言う生徒が多く、指導するにも工夫が必要でした。
特に私が心がけたのは「わかりやすい授業」、「楽しい授業」そして「見やすい板書」でした。授業は知識の伝達です。生徒たちにわかりやすく伝えることは、教師にとって何より大事なことです。私は黒板に字や図を書く時はいつも気持ちを込めて書いていました。さらに、「生徒たちが数学を楽しく学ぶにはどうしたらいいのか?」日夜考えていました。そのために、日頃から生徒たちとよくコミュニケーションをとり、一人ひとりの生徒たちの考えを吸収していました。
ところで、数学ができるようになる第一のコツは、まず基本的な問題を何度もやってみることです。そしてこの段階でわからないことがあったら、先生に質問して解決しておくことに尽きます。そしてある程度基本問題ができるようになったら、次はじっくりと応用問題に挑むことです。できなくてもいいです。考えることが大事なのです。何時間も何日間も考えてわかった時の爽快感は、他の教科では味わえないものです。
プロフィールにもありますように、私は今春、向陽高校の校長を最後に定年退職しました。校長時代も数学の質問に来る生徒たちに校長室で数学を教えていました。そういう生徒たちが「わかりました」と言って校長室を出ていく姿を見ると、教員をやっていてよかったと思いました。最後の一年は高卒生たちと毎週日曜日に校長室で一緒に数学の難問にチャレンジしました。とても苦労しましたが、私にとって一番楽しい時間でした。こんな私ですが、まだまだ高校生の皆さんに数学の面白さを伝え、さらに夢の実現を応援したいと思っています。

本件取材会場・取材に関するお問い合わせ

愛知県:株式会社さなる名古屋本社 愛知県名古屋市中区葵1-22-13
株式会社さなる 広報室 TEL:052-939-3000(土・日除く10時~19時)