中学入試情報:浜松西高中等部
選抜方法
静岡県立高等学校中等部の入学者選抜は、主に以下の方法で行われます。
総合適性検査 | 生活の中での事柄や事象などを題材とし、主として、理解力・思考力や課題を発見し多様な方法で解決する力を見る。 ◆放送による問題・筆記による問題 ◆1日目/50分×2回(計120点) |
作文 | 現実の生活や想像の世界での事柄や事象など、また、それらについて述べた文章などを題材とし、主として、考えたことや感じたことなどを文章で表現する力を見る。 ◆文章読解・意見文 ◆1日目/50分(計30点) |
面接 | 個人面接や集団面接などをとおして、主として、学習や諸活動などへの関心・意欲・態度、思考力、判断力を見る。 ◆集団面接 ◆2日目(計20点) |
※佐鳴予備校調べ
選抜手順
静岡県立高等学校中等部の入学者選抜は、以下の手順で行われます。
① 第1審査
主として総合適性検査・作文・面接の結果により、募集定員の70%程度の合格者を決定する。
② 第2審査
①による合格者を除き、主として調査書(各教科の学習の記録・外国語活動の記録・総合的な学習時間の記録・特別活動の記録など)により、募集定員の15%程度を合格者とする。
③ 第3審査
①および②による合格者を除き、総合適性検査・作文・面接の結果および調査書の総合審査により、募集定員の15%程度の合格者を決定する。
※佐鳴予備校調べ
① 第1審査
主として総合適性検査・作文・面接の結果により、募集定員の70%程度の合格者を決定する。
② 第2審査
①による合格者を除き、主として調査書(各教科の学習の記録・外国語活動の記録・総合的な学習時間の記録・特別活動の記録など)により、募集定員の15%程度を合格者とする。
③ 第3審査
①および②による合格者を除き、総合適性検査・作文・面接の結果および調査書の総合審査により、募集定員の15%程度の合格者を決定する。
※佐鳴予備校調べ
受検者数
令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 | |
募集定員 | 140名 | 140名 | 160名 |
志願者数 | 375名 | 378名 | 350名 |
受検者数 | 375名 | 377名 | 349名 |
合格者数 | 140名 | 140名 | 160名 |
実質倍率 | 2.68倍 | 2.69倍 |
2.18倍 |
(静岡県教育委員会の発表による)
総合適性検査の特色
知識の確実な定着と、読解力・思考力・表現力が求められる。
総合適性検査では、算数・国語・理科・社会に加えて実技教科を融合させた、総合的な知識を問う問題が出題されます。一般的な学力テストのような選択問題や抜き出し問題はあまり出題されず、文章やグラフ、資料などを読み取り、そこから思考をまとめて自分の言葉で表現する記述式の問題がほとんどを占めます。基礎知識の定着はもちろんのこと、「正確でスピーディな読解力」「論理的な思考力」「適切な言葉を使ってわかりやすく相手に伝える表現力」が求められます。
■ 総合適性検査の問題形式(例)
(佐鳴予備校 浜松西高中等部受験対策模試より/改題)
■ 各教科の出題割合
総合適性検査の問題を教科別に分類すると、次のような内訳になります【令和5年度入試の例】。算数・理科の割合が多くなっていますが、そのほとんどが「読解」が必要とされる問題であり、知識や公式の丸暗記では通用しません。また、自分の意見や考え、解答の求め方を書かせる問題が多く、例年50点ほどを占めています。各教科の基礎知識をしっかり定着させた上で、出題傾向や形式に慣れるための対策が必要になってきます。
総合適性検査の問題を教科別に分類すると、次のような内訳になります【令和5年度入試の例】。算数・理科の割合が多くなっていますが、そのほとんどが「読解」が必要とされる問題であり、知識や公式の丸暗記では通用しません。また、自分の意見や考え、解答の求め方を書かせる問題が多く、例年50点ほどを占めています。各教科の基礎知識をしっかり定着させた上で、出題傾向や形式に慣れるための対策が必要になってきます。
総合適性検査問題の特徴
◆算数・国語・理科・社会に加えて実技教科を融合させた、総合的な知識を問う問題が出題される。
◆自分の意見や考え、解答の求め方を書かせる問題が多い。令和6年度は記述式の出題が増えて15問に(計54点分)。
◆算数・理科の割合が多いが、そのほとんどで読解が必要とされる問題。知識や公式の丸暗記では通用しない。
◆社会は「地理」「歴史」「公民」の3分野からバランスよく出題される。教科書改訂により、令和5年度から「公民」が多く出題されるようになった。
◆例年、英作文が1問出題される(3点分)。
◆放送問題では、時事的なテーマが出題される傾向にある。令和6年度は「SDGs」が出題された。
◆自分の意見や考え、解答の求め方を書かせる問題が多い。令和6年度は記述式の出題が増えて15問に(計54点分)。
◆算数・理科の割合が多いが、そのほとんどで読解が必要とされる問題。知識や公式の丸暗記では通用しない。
◆社会は「地理」「歴史」「公民」の3分野からバランスよく出題される。教科書改訂により、令和5年度から「公民」が多く出題されるようになった。
◆例年、英作文が1問出題される(3点分)。
◆放送問題では、時事的なテーマが出題される傾向にある。令和6年度は「SDGs」が出題された。