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静岡県公立高校入試 問題・解答・分析


静岡県公立高校入試問題・解答・ワンポイント分析

国語


ワンポイント分析

問われている内容をいかに適切に記述できるか
今年度も出題傾向に大きな変化は見られませんでした。大問一(小説文)では、六十字程度で記述する問題、大問四(古文)でも、本文の内容を適切にまとめる問題が出されました。また、大問五の課題作文は、百五十字以上、百八十字以内という字数指定でした。限られた時間の中で、いかに問われている内容を理解し、文意の通る文章を記述できるかが高得点へのカギでした。
さらに、漢字・文法・四字熟語の問題も出題され、基本的な知識を身につけている必要がありました。加えて、漢字の部首の「意味」を考えさせる問題や、比喩表現の書き換えの問題があり、語句の根本的な理解が重視される傾向にありました。

Pick up!

大問一 小説文 問六
主人公「あつよし」の心情を六十字程度で記述する問題でしたが、条件が長いため、問われている内容を素早く、適切に読み解く力が必要でした。三つのころばしを仕掛ける際の「あつよし」の気持ちの変化を、細かな条件に従って記述する必要があり、読解力・分析力・文章説明能力が問われました。


数学


ワンポイント分析

前半で戸惑わず、後半勝負へ
突出した難問はなかったものの、やや難度の高い問題が並ぶ入試でした。大問2(1)では数年ぶりに「角度」の問題が、(2)では時間の単位を変えることでミスを誘う「反比例」の問題が出題されました。(4)の「近似値」の問題は、解きなれておらず戸惑った生徒もいたかもしれません。また、後半の「空間図形」「関数」「証明」も、応用レベルの問題となりました。「関数」では、求めた直線の式の中に文字が入り込み、生徒としては答えを求めにくいパターンの問題が出題されました。このような問題は数年前にも出題されており、過去の入試問題を解くことの必要性がうかがえます。「証明」では角度が等しいことを証明するのに、相似を使えるかどうかで解答時間に大きく差が出たでしょう。
一方、昨年非常に難しかった「方程式」については、比較的解きやすいレベルになってきました。早めに前半の問題を終わらせて、後半にどれだけ時間を費やすことができたかが鍵となってきました。

Pick up!

大問4(2)
四角すいの高さをいかにして求めるかがポイントです。考えやすくするためには、△OACを抜き出して平面図形として捉えることです。
高さGHを求めるために、まずはOHを求めます。これは、△OAHなどで三平方の定理を用いると、OH=3√7となります。
次に、FからACに垂線を引き、交点をPとすると△OAH∽△FAPとなり、OA=9、FA=6より相似比は3:2とわかります。よって、OH=3√7よりFP=2√7です。
続いて、△FPC∽△GHCに注目します。AP:PH:HC=2:1:3より、PC:HC=4:3となります。よってFP:GH=4:3であり、FP=2√7なので、GH=3√7/2と求められます。これで四角すいの高さが出たので、体積が求められるようになります。


英語


ワンポイント分析

発想力と思考力が必要な、レベルの高い出題
例年通り、リスニング・対話文・英作文・長文という出題形式でした。今年度の特徴は英作文の分量が増えたこと。配点は昨年と変わりませんが、大問4で書かなければならない英語が多く、かなり多くの時間をとられた生徒もいたと思います。大問2の対話文は300語、大問5の長文読解は500語を超える長文で、限られた時間の中で正確に答えを導き出す必要がありました。個々の設問を見ると、大問2(4)の整序英作文、大問3(1)の「手がかかるんだ」を英語で表現する問題は難度が高く、合否を分ける問題でした。また、リスニング(2)の質問3や、大問5(3)の英問英答の問題では、読まれた英文や長文の本文をそのまま答えとして使うことができず、内容を把握したうえで質問文にあわせた答えを書く必要がありました。思考力を問う問題が増えました。

Pick up!

大問3(1) 「条件英作文」
まずは「手がかかる」とはどのようなことなのかを考える必要があります。会話文から、「犬の世話に手がかかる」ということがわかるので、「その犬の世話は大変だ」「世話をするのに時間がかかる」などと考えれば、英語で表現することができるでしょう。与えられた日本語をそのまま英語にしようとするのではなく、表現したい内容をしっかりと考えることが必要です。


社会

(資料掲載許諾:美術同人社[社会 大問1(6) 図Ⅰ])

ワンポイント分析

多様な資料・グラフ・図・表に基づく考察と文章表現力が重要
大問1(歴史)、大問2(日本地理)、大問3(世界地理)、大問4(公民)を中心とする問題で構成され、全ての出題の約6割を記述・論述問題が占めるという傾向は例年通りでした。歴史は、総合年表と資料・図・グラフを使用した基本レベルからの出題でした。地理は、多様な地図・グラフ・図・表に示されたデータをしっかりと考察して解答する良問が多く出題されました。公民の大問4(3)の70字程度で解答する問題は、多様な資料を基に文章表現力を試す例年通りの出題でした。

Pick up!

大問4(3)
大阪市は、表4より昼間人口よりも夜間人口つまり住民が少ないこと、グラフ8のごみ処理施設の年間処理量に代表される行政サービスが多いこと、グラフ7より歳入に占める市税の割合が低いことを読み取り、財政における負担が大きくなっていることを70字程度で解答することがポイントです。


理科


ワンポイント分析

根本理解による、高度な計算力が問われる問題
問題構成は、例年通り大問6つで、小問集合・生物・化学・地学2問・物理という構成でした。各分野から、ほぼまんべんなく出題されましたが、それぞれの単元で根本理解ができているかを問う良問揃いといってよい出題でした。実験に関する問題では、与えられた情報を的確に捉えて処理できるかを要求され、計算問題では、数値の意味を理解した上で必要な計算を行う、高度な思考力が要求されました。

Pick up!

大問3(1)②b
塩化銅水溶液の質量パーセント濃度を問う問題でした。グラフを元に、陰極に1gの銅が付着したときに、水溶液からどれだけの溶質が電気分解されたのかを計算によって求め、その上で残った水溶液の質量パーセント濃度を問う問題でした。計算結果をもとにして、さらに思考を積み重ねて計算を行う必要がある出題であり、科学的な思考過程と正しい処理の方法を問われる設問でした。


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