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授業へのこだわり


「息吹」を与える授業  Commitment to Class

私たちは、子どもたちの中に希望の炎を燃え立たせ、前向きな意欲を湧き上がらせることが教師の使命であると考えます。
何のために勉強しなければならないのか。勉強することにどんな意味があるのか。そういう話を通じて子どもたちに将来の夢や目標を持たせることも大切なことです。

また、成績が伸び悩み、あきらめかけている子どもたちにこんな話をすることがあります。
「サーカスの象は鎖で杭に繋がれている。彼の力なら、鎖を引きちぎり、あるいは杭を引き抜いて逃げるのは造作もないことなのに、それをしない。実は、小象のころに何度も逃げようとしたのだが、そのたびに失敗した。だから、大きくなっても絶対に逃げられないと思い込んでしまった。この思い込みが自分の力に自分で限界を作ってしまう。
人間だってサーカスの象と同じだ。『自分には無理だ』と、自分で思い込んでしまったら本当に無理になってしまう。『自分にもできるかもしれない、いや絶対できるはずだ!』という強い気持ちを持つことから始めよう。」

このような話は、時としてわかりやすい授業そのものよりも生徒たちの心を刺激します。

子どもは、だれもが本来、向上心や夢を持っているものです。これから伸びようとする彼らに、どれだけ大きな夢を与えられるかは、教師の語りかけ次第です。
もちろん、教師のはたらきかけが生徒の将来をすべて決定するなどと思い上がっているわけではありません。ただ、生徒の人生に「息吹」を吹き込めたら、それは素晴らしいことではないでしょうか。それが教育の原点であると私たちは考えます。